新技術への取り組み
革新的なオンリーワン技術を追求し、
新素材・新用途研究を加速しています。
時代の先端をゆく独創的なオンリーワン技術を求め、新しい素材や複合素材の研究を加 速しています。
新素材に最適化された成形法の開発にも取り組み、新たな用途の開拓によりプラスチック製品の適用領域を拡大しています。
1未知の可能性を持つ複合素材を研究
CFRP加工技術
車両用金属部品に代替できる強度と軽量性を併せ持つ複合素材として、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)やGFRP(ガラス繊維強化プラスチック)に着目し、産官学が連携した応用研究の場に参画して、実用化に取り組んでいます。
2世界初「TS高速スタンピング成形システム」の開発
高度複合材加工技術(TS高速スタンピング成形システム)
複合素材製品の量産化に向けて、素材の投入から加熱、プレス、搬出までを自動化し、連続生産を実現する「TS 高速スタンピング成形システム」の開発に成功しています。
TOPICS社団法人プラスチック成形加工学会より「青木 固 技術賞」を受賞
2019年6月、当社は株式会社本田技術研究所様とともに、「繊維形態の異なる熱可塑性FRPの高強度・成形自由度を両立した複合同時成形技術」により、社団法人プラスチック成形加工学会の最も名誉ある賞である「青木 固(あおき かたし) 技術賞」を受賞しました。
この技術には当社の「TS高速スタンピング成形システム」が活用されており、今後の日本のものづくり技術に大いに貢献することが期待されています。
3日本初 MCF成形(超微細発泡成形)の実用化
MCF成形(超微細発砲成形)
シリンダー内の樹脂に超臨界気体(N2、CO2)を混入し、内部に微細な気泡を生成して製品強度を保持したまま約20%の軽量化を実現するMCF成形法。日本で初めて当社が導入・確立した新技術は、軽量・超薄肉・低ソリ成形品の量産化に貢献しています。