ニュースリリース

技術紹介

「先端材料技術展 2023」出展のご案内

株式会社タカギセイコーは、SAMPE Japan(一般社団法人 先端材料技術協会)が主催する「先端材料技術展 2023」に出展します。

この展示会には、複合材料に関する研究開発から生産・加工・組立までを行う世界に冠たる一大拠点・産業集積の形成を目指す事業として設立された「コンポジットハイウェイコンソーシアム」(※)が出展を予定しており、当社はその一員として最新技術の一部を紹介することとしています。

  • 展示会名: 先端材料技術展 2023

  • 開催期間:2023年11月29日(水) ~ 12月1日(金)
    10:00 ~ 17:00
    ( 当社はリアル展示のみの参加となります。)

  • 開催場所:東京ビッグサイト 西ホール

  • 入場料:1,000円 ※ 入場登録者、招待状持参者、中学生以下は無料となります。

※ 画像をクリックすると、展示会の情報にアクセスできます。
  • 展示内容

    ▶ スーパーエンプラ炭素繊維成形品のご紹介

    • 航空機の構造体に使用されるクリップは、従来よりアルミ製が主流でしたが、近時は軽量化を目的として、熱硬化性樹脂を用いた製品も採用されはじめています。当社では、熱硬化性樹脂よりも生産性に優れた熱可塑性スーパーエンプラと炭素繊維との複合素材に着目し、これに独自の成形システムをかけ合わせることで、軽量化と高速量産を同時に実現できるクリップの研究開発を進めています。

    ▶ 高圧水素タンク用ライナーのご紹介

    • 当社の回転成形技術により、設備投資費用を抑えつつ、継ぎ目のない長尺の水素タンク用ライナーの製造を可能にしました。環境にやさしい水素エネルギーの普及に寄与できるほか、素材には植物由来の樹脂を採用することで、用途と製法の両面からカーボンニュートラルに貢献します。

以上につきまして、実際の製品サンプルを手にとってご覧いただけるほか、係員がポスターパネルなどを用いて、技術の概要をご説明します。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

なお、展示会に関する詳細につきましては、https://biz.nikkan.co.jp/eve/sampe/にてご確認いただけます。(入場登録の申込みも上記URLより可能となっております。)

※ 「コンポジットハイウェイコンソーシアム」は2018年4月に設立され、複合材分野における研究開発拠点を有する3大学(名古屋大学、岐阜大学、金沢工業大学)、産業技術総合研究所中部センター、中部地方の公設試験研究機関(9機関)および国内外の企業によって 構成されています。コンソーシアムでは、人(研究者等)や情報(シーズやニーズ)が行き交う連携・交流を活発にすることで、研究開発・人材育成の一層の加速化を図っています。